食習慣と腸の関係
腸内に多くの種類の菌が存在する「多様性」というのも、整った腸内フローラの重要なポイントのひとつです。
そして、腸内フローラの調整は食生活がカギです。
肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になり健康を損ないます。
善玉菌を増やし悪玉菌に働きかける食べ物は大きく分けて以下の3つです。
①乳酸菌を多く含む食べ物
乳酸菌はヨーグルト、納豆、キムチ、チーズといった発酵食品の中に豊富に含まれています。
毎日継続的に摂ることで善玉菌が住みやすい環境を作ります。
②オリゴ糖を多く含む食べ物
はちみつ、バナナ、玉ねぎ、大豆などに多く含まれます。
オリゴ糖は善玉菌のエサになり、善玉菌に効果的に働きかけます。
③食物繊維を多く含む食べ物
サツマイモ、ゴボウ、キノコ、葉野菜といった、野菜や菌類に多く含まれます。
食物繊維は悪玉菌の作る有毒物質を体の外に排出する働きを持っています。
意識的に以上の食品を摂取し、皆様も腸活を楽しみましょう。